簡単に作れる年末年始の買い物リストとは?

年末が近づくと、おせちの食材、お正月飾り、来客用の飲み物、帰省の手土産と、買うべきものが一気に増えます。しかも12月28日を過ぎるとスーパーは混雑し、生鮮品は値上がりしやすく、年始は多くの店が休みに入ります。年末年始 買い物リストを先に作っておけば、この時期特有の混雑と品切れを避けながら、必要なものを漏れなくそろえられます。この記事では、カテゴリ別のリストと買い出しの時期の目安、予算の立て方、買った後の保存とフードロス対策までまとめました。大掃除用品のように別カテゴリに分けたほうがいい買い物は、この記事では扱わず別記事に譲ります。ここでは「年末年始に食卓と来客対応をまわすための買い物」に絞って整理していきます。

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目次

  1. 年末年始の買い物リストを先に作る理由
  2. 年末年始の買い物リスト(カテゴリ別)
  3. いつ買う?買い出しの時期
  4. スムーズにするコツ:家族で分担する
  5. 予算の立て方と節約
  6. ネットスーパー・買い物代行と店舗の比較
  7. 買い出し後の保存とフードロス対策
  8. よくある質問

年末年始の買い物リストを先に作る理由

年末の数日間は、普段の買い物と条件がまったく違います。多くの店が12月31日〜1月3日ごろに休業し、その前後は買い物客が集中して混雑します。生鮮品は年末に向けて値上がりしやすく、お正月飾りのように「一夜飾りを避けたい」という時期の制約がある品物もあります。リストを先に作っておけば、混雑のピークを避けて分散して買いに行けますし、家族で買い出しを分担する際にも重複を防げます。特に共働きの家庭や、実家に帰省する予定がある家庭では、買い出しに使える時間そのものが限られています。カテゴリと時期を先に決めておくだけで、当日「何から手をつけるか」で迷う時間がなくなり、限られた時間を有効に使えます。

年末年始の買い物リスト(カテゴリ別)

おせちを一部でも手作りする家庭では、食材の種類が多くなりがちです。カテゴリごとに分けて書き出しておくと、店を回っている途中で「あれを買い忘れた」と気づく回数を減らせます。

おせちの食材

  • 祝い肴:黒豆、数の子、田作り
  • 口取り:かまぼこ、伊達巻、栗きんとん
  • 焼き物:海老、鯛
  • 酢の物:紅白なます
  • 煮物:ごぼう、れんこん、にんじん、里芋
  • 昆布・乾物・調味料

おせちをすべて手作りせず、市販の物と手作りを組み合わせる家庭も多くなっています。祝い肴や口取りは市販品で済ませ、家族の好みが分かれやすい煮物だけ手作りにする、というように品目ごとに手作り・市販を分けておくと、当日の調理時間を抑えられます。

年越しそば・雑煮

  • そば・そばつゆ
  • 雑煮の餅・具材(鶏肉、青菜、かまぼこなど)
  • だし用の昆布・かつお節

お正月用品

  • 正月飾り(しめ縄、鏡餅など)
  • お屠蘇
  • ぽち袋
  • 年賀状・切手

来客用の飲み物・取り皿

  • お茶・コーヒー・ジュース類
  • お酒(来客の好みに合わせて)
  • 紙皿・紙コップ・取り箸

帰省の手土産

  • 日持ちする菓子折り
  • 実家の好みに合わせた飲み物
  • 子ども向けのお菓子(親戚の集まりがある場合)

帰省先で買うつもりが、現地の店が休みで買えなかったという話も聞きます。手土産は出発前に自宅の近くで用意しておくほうが、選択肢が広がります。移動中に荷物が重くなりすぎないよう、日持ちと軽さのバランスも見ておくと、道中の負担を減らせます。

手土産の個数は、訪問先の世帯人数だけでなく、集まる親戚の人数も考えて決めておくと、現地で分けにくいという事態を避けられます。小分け包装になっている菓子折りを選んでおくと、集まった人数が予定と違っても対応しやすくなります。

Share Cartの登録データでわかった、切らしやすい品物

Share Cart編集部調べ(2026年9月13日時点)によると、よく登録される品物の上位は牛乳1,060件、卵は「たまご」表記を合わせて759件、パンは314件(別に「食パン」167件)、トイレットペーパー248件、ヨーグルト245件、納豆230件、ティッシュ125件、おむつ116件と続きます。グループの共有リストでは、牛乳・卵・トイレットペーパー・ヨーグルト・納豆・パンの順で登録が多く、トイレットペーパーやキッチンペーパー、ティッシュ、おむつといった日用品が個人リストより上位に入る傾向があります(この数値はShare Cart利用者のデータであり、日本全体の統計ではありません)。年末年始は店が休みに入る前提があるため、おせちや正月用品だけでなく、こうした「いつもの日用品」を切らさないよう、買い物リストに補充の欄を作っておくと安心です。

いつ買う?買い出しの時期

紀文の「お正月食材の準備」ページによると、食材の性質に応じて買う時期を分けるのがすすめられています。目安は次のとおりです(2026年9月時点の情報にもとづきます)。

時期買うもの
12月に入ったら真空パックの餅、乾物(昆布・しいたけ・豆)、缶詰・瓶詰、冷凍食品、乾麺・酒・調味料
12月25日ごろ泥つきの芋・長ねぎ・ごぼう・人参(新聞紙に包んで常温保存)
12月27日ごろおせち用の生鮮野菜・魚介・肉、かまぼこ・伊達巻などの市販品(期限に注意)
12月30日までお正月飾り(一夜飾りを避けるため)

スムーズにするコツ:家族で分担する

年末は買い出しの量が普段より多く、1人で全部を回るのは大変です。家族で「誰が何を買うか」を先に分けておくと、同じ店を何度も往復せずに済みます。ただし口頭だけで分担すると、「かまぼこ、誰か買った?」と後から確認する場面が出てきます。Share Cartのような共有リストに担当ごとの品物をまとめて登録しておけば、家族それぞれが自分のスマホで残りを確認でき、買った品物はその場で完了にできる仕組みです。表記のゆれ(「かまぼこ」と「蒲鉾」など)が起きやすい時期でもあるため、家族内で書き方をそろえておくと、リストを見返したときに同じ物かどうか迷わずに済みます。

Share Cart編集部調べでは、登録の曜日は日曜が4,558件・土曜が4,077件と多く、金曜が2,835件で最も少ない結果でした。時間帯別では18時台が1,687件で最多、朝8〜9時台も1,500件台と多くなっています(Share Cart利用者のデータであり、日本全体の統計ではありません)。年末年始の買い出しも、家族がそろう週末の午前中や、仕事帰りの時間帯にまとめて予定を組むと、この傾向に近い動き方になります。登録から完了までの時間は中央値19時間で、24時間以内に完了したものが57.6%というデータもあります。生鮮品のように直前に買うものは、「前日にリストへ登録して、当日に完了にする」というサイクルで十分に回せる計算です。

年末は家族がそれぞれ買い出しに出るため、「かまぼこ、もう買った?」と気づかないまま同じ物を二重に買ってしまうことも起こりがちです。Share Cartでは2026年5月から、リストにすでにある品物と同じ名前を追加しようとすると知らせる機能を入れており、こうした重複に気づきやすくなっています。また、2026年8月の登録データから「牛乳 500ml」のように空白の後に量を書く登録が多いことが分かったため、品物の区切りは空白ではなく改行のみとしています。「切り餅 1kg」のように、量を続けて書いても1件として登録されます。

予算の立て方と節約

年末年始はおせち、正月用品、来客用、帰省土産と支出のカテゴリが多く、気づけば予算を超えていたということが起こりやすい時期です。カテゴリごとにおおよその上限を決めておき、リストに金額の目安を添えておくと、買い物の途中で「まだこのカテゴリに余裕があるか」を確認しやすくなります。冷蔵庫や食品庫に何が残っているかを買い物前に見ておくことも、重複購入を防ぎ、結果的に予算を抑えることにつながります。すでにある調味料や乾物を再確認してから店に向かうだけでも、買いすぎを防げます。

予算を分ける際は、「おせち」「正月用品」「来客用」「帰省土産」のように、この記事のカテゴリと同じ単位で枠を作ると管理しやすくなります。来客の人数が読みにくい年は、来客用の枠だけ少し多めに確保しておき、余った分は正月明けの食事に回せる日持ちする食品を選んでおくと、無駄になりにくくなります。セールのタイミングで乾物や調味料などの日持ちする物をまとめ買いしておき、生鮮品は直前に必要な分だけ買うという分け方も、年末特有の値上がりの影響を受けにくくする方法の一つです。

カテゴリごとの枠を決めたら、買い物リストの品目にもカテゴリ名を添えておくと、途中で予算の消化具合を見返しやすくなります。特に来客用は当日の急な買い足しが発生しやすいカテゴリなので、他のカテゴリより少し余裕を持たせておくと、予算全体が崩れにくくなります。

ネットスーパー・買い物代行と店舗の比較

買い出しの手段を店舗だけに絞らないことも、混雑を避けるコツの一つになる。年末は店舗が混雑するため、ネットスーパーや買い物代行を組み合わせる家庭も増えています。それぞれ得意な範囲が違うため、目的に応じて使い分けるのが現実的です。

方法向いていること確認しておきたい点
店舗での買い物生鮮品を自分の目で選びたいとき年末年始の営業時間・休業日
ネットスーパー重い荷物やかさばる日用品のまとめ買い年末の配送枠と受付締切
買い物代行買い出しに行く時間が取れないとき対応エリアと依頼できる品目の範囲

年末年始の配送枠は各社とも早い段階で埋まりやすいため、利用を考えている場合は公式サイトやアプリで受付締切を早めに確認しておくことをおすすめします。数値は時期や地域によって変わるため、この記事では具体的な日付を断定せず、各社の公式情報を確認する前提で紹介しています。ネットスーパーと店舗を完全にどちらかに決める必要はなく、重くてかさばる飲み物や日用品はネットスーパー、鮮度を確認したい魚介や青果は店舗というように、品目ごとに使い分けている家庭も少なくありません。買い物代行は、体調がすぐれないときや、当日にどうしても時間が取れなくなったときの選択肢として覚えておくと安心です。

買い出し後の保存とフードロス対策

まとめ買いをした後は、保存の仕方で食材の傷みやすさが変わります。農林水産省の案内によると、冷蔵室は物を詰め込みすぎると庫内の空気の流れが悪くなり、冷えにくくなったり温度にムラが出たりするとされています。反対に冷凍室は、ある程度詰めておいたほうが凍った食品同士が保冷剤の役割を果たします。目安として冷蔵室は4℃前後、冷凍室は−18℃以下を保ち、扉の開閉は静かにすばやく行うことがすすめられています。生鮮品や冷蔵・冷凍品は、買い物の最後に選び、持ち帰るときはポリ袋に入れて、車の場合はトランクに入れず早めに持ち帰るという食中毒予防のポイントも農林水産省が案内しています。

消費者庁の「めざせ!食品ロス・ゼロ」によると、家庭から出る食品ロスは全体の約半分を占めるとされています。買い物前に冷蔵庫や食品庫の中身をメモやスマホで記録しておき、必要な分だけ買うこと、すぐ使うものから手前に置いて古いものから使うことが、ロスを減らす基本とされています。賞味期限は「おいしく食べられる期限」であり、過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないという点も、買いだめのしすぎを防ぐ考え方として紹介されています。おせちは同じ食材が重複しがちな料理でもあるため、作る品数を先に決めてから食材リストを組み立てると、余った食材を年明けまで持ち越さずに済みます。

餅を食べるときの注意

消費者庁は、餅による窒息の死亡事故のうち約4割が1月に発生し、そのうち約2割が正月三が日に集中していると発表しています。小さく切ってよく噛むこと、子どもや高齢者が食べるときは周囲が見守ることが呼びかけられています。雑煮やお雑煮用の餅を用意する際は、この点も家族で共有しておくと安心です。買い物リストに餅を入れる段階で、家族の中に小さな子どもや高齢者がいる場合は個包装の小さいサイズを選ぶ、といった一言を添えておくのも一つの工夫です。

普段は餅を食べ慣れていない小さな子どもや、久しぶりに集まる高齢の親族がいる年始は特に注意が必要です。買い物の段階で「一口サイズに切れる薄めの餅」を選んでおく、雑煮とは別に食べやすい形の餅料理を用意しておくといった準備も、当日の見守りとあわせて検討したい点です。

よくある質問

Q. 年末の買い出しはいつから始めればいいですか?

A. 乾物・冷凍食品・餅・調味料は12月に入ったころから、根菜類は25日ごろ、生鮮品やかまぼこなどの市販品は27日ごろが目安です(紀文の案内による)。

Q. お正月飾りはいつまでに用意すればいいですか?

A. 一夜飾りを避けるため、30日までに済ませておくのがすすめられています(紀文の案内による)。

Q. 買いだめした食品はどう保存すればいいですか?

A. 冷蔵室は詰め込みすぎず、冷凍室はある程度詰めておくと保冷効果が保たれます。暖房のきいた部屋には置かないようにしてください(農林水産省の案内による)。

Q. 賞味期限が過ぎたおせち食材はどうすればいいですか?

A. 賞味期限はおいしく食べられる期限を示すもので、消費期限とは異なります。消費期限が過ぎたものは食べないようにしてください(消費者庁の案内による)。

Q. 餅を食べるときに気をつけることは?

A. 小さく切ってよく噛み、子どもや高齢者が食べるときは周囲が見守るようにしてください。死亡事故の約4割が1月に発生しています(消費者庁の発表による)。

Q. 家族で同じ物を買ってしまうのを防ぐには?

A. 共有リストで担当を分け、買った品物はその場で完了にする運用にすると、誰が何を買ったかがすぐに分かります。

Q. ネットスーパーと店舗はどう使い分ければいいですか?

A. 重くてかさばる飲み物や日用品はネットスーパー、鮮度を確認したい魚介や青果は店舗というように、品目ごとに使い分ける方法があります。年末は配送枠が早く埋まるため、利用予定がある場合は締切を早めに確認してください。

Q. 来客の人数が読めないときの予算はどう組めばいいですか?

A. 来客用の枠だけ少し多めに確保しておき、余った場合は正月明けの食事に回せる日持ちする食品を選んでおくと、無駄になりにくくなります。

Q. おせちを全部手作りする時間がありません。どうすればいいですか?

A. 祝い肴や口取りなど市販品で代用しやすい品目から先に買い、手作りは家族の好みが分かれる煮物や酢の物など数品に絞る方法があります。買い物リストの段階で「市販」「手作り」を分けて書いておくと、当日の調理量を見積もりやすくなります。

参考・出典

大掃除に必要な道具や洗剤選びはこちらの記事、来客が多いイベントの買い出し管理はこちらの記事、家族での二重登録を防ぐ方法はこちらの記事もあわせてご覧ください。年末年始の買い出しを家族で分担したい人は、Share Cartを友だち追加してみてください。

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